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IMDアルムナイクラブ日本
新会長に千足聡子さん

2023年年次総会、スイス大使公邸で開催

 

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11月6日、東京のスイス大使館公邸でIMDのアルムナイクラブ日本の年次総会が開かれ、新しい会長に千足聡子さん(2015年、EMBA)が就任しました。

年次総会にはアンドレアス・バウム駐日スイス大使、ジャン・フランソワ・マンゾーニIMD学長、そして日本の同窓生ら約70人が集まりました。

 

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マンゾーニ学長は、IMDが近年進めている組織改革や教授陣らの功績について解説。「私たちは、より豊かで持続可能かつ包括的な世界の実現に貢献するリーダーや組織を育成するという、IMDの目的に全力を注いでいます」と述べました。

千足さんに会長職を引き継いだ垣本昌久前会長(MBA 1990)は、約3年間会長を務めました。IMDのここ数年の取り組みについて「組織は進化しても、根底にある文化とDNAは不変です。私が1990年にMBAプログラムに参加したときから変わっていません。学校はブティックのような質と規模を保っていますし、教授と学生の間の緊密なコミュニティも変わらずに続いています」

新会長「IMDならではの雰囲気を守りたい」

新会長の千足さんは「コロナ禍前のアルムナイクラブの年次総会は、例年スイス大使公邸で開かれていました。4年ぶりに、メンバーとこの場で再会できたことを嬉しく思っています。メンバー同士がつながるIMDならではの、この雰囲気を守っていきたいと思っています」

年次総会では、スイス・ビジネス・ハブの職員が、同国の先端の研究開発の実績などを解説。その一つに、ロボティクスを挙げました。事例として、スイス材料科学技術研究所とインペリアル・カレッジ・ロンドンが共同ですすめる試験開発拠点「ドローン・ハブ」の計画などが紹介されました。

アルムナイクラブの新委員に就任した平山誠さん(MBA、 2020年)は、「ロボットの分野での取り組みなど、日本とスイスの間には似ているところがたくさんあると感じています。クラブでの活動を通じ、日本におけるスイスの存在感を高めたいと思っています」と語りました。

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左から平山さん千足さん垣本さんマンゾーニ学長=2023年11月6日スイス大使館公邸