IMDのアミット・ジョシ教授、サンタクララ大学リーヴィー経営大学院のラム・バラ准教授、シラキュース大学ホイットマン経営大学院のナタラジャン・バラサブラマニアン教授による共著 『AI中心の経営 The AI-Centered Enterprise:ACE(エース)への組織改革』(日本経済新聞出版)が発売されました。
多くの企業はAIを個別タスクの効率化に適用するにとどまっており、AI本来のポテンシャルを最大限活かしているとはいいがたい。本書ではAIを単なる技術導入の対象としてではなく、企業の戦略、組織、業務プロセスの中核に据える「AI-Centered Enterprise(ACE エース)」という新たな経営モデルを提唱しています。AI時代において企業が競争優位性を確立し、持続的な成長を実現するための実践的なフレームワークや事例を紹介しています。
日本語版は、野村総合研究所(NRI)の 森健氏 による翻訳で出版されました。
AIがもたらす変革を経営の視点から捉え、組織変革を推進するリーダーの皆様にぜひご一読いただきたい一冊です。
【日本語版への序文】
本書を執筆した際、我々は1つの疑問を抱いていた。単にAIを利用する企業と、AIによって真に変革される企業との違いは何なのか。その答えは、企業がどれだけのAI技術を購入するかとはほとんど関係なく、むしろAIを中心に組織構造、業務フロー、文化を根本的に再考するかどうかに関係すると気づいたのだ。この違いが最も重大な意味を持つのは、日本をおいてどこにもない。
本書が日本の読者の手に渡ったことを光栄に思うと同時に、この序文を真に切迫した思いで書きたいと思う。日本は岐路に立っている。日本企業に迫るプレッシャーは構造的・人口動態的なものであり、循環的なものではない。それらは自然に解消されることはない。しかし同時に、日本には独特の文化・産業面での強みも存在する。これらが適切なAI戦略と結びつけば、競争力の再生をもたらしうる。本書はまさに、企業リーダーがそれを達成する手助けをするために書かれたものである。
詳細はこちらから:https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/032900009/062201316/
原書『The AI-Centered Enterprise: Reshaping Organizations with Context Aware AI』